昨年の講座の様子が下記から見れます
場づくりを行う際、ファシリテーターにとって、最初の難題となるのが、プログラムデザイン。会場設計から、ワークショップ手法の選定、グループサイズ。問いの設計、ワークシートの作成や音楽、小道具選びなどなど、ファシリテーターが考える事は様々です。それらを、企画者の思い、参加者の気持ちを汲み取って、設計時点で分かる限りの最良のプログラムデザインが必要です。時には、事前準備段階から、企画者や参加者を巻き込んで設計する事も重要な仕事。
今回は、プログラムデザインの基本を押さえつつ、そのセンスを磨く為に重要な、「いま、自分が何を感じているか?」アウェアネスを磨く機会になるでしょう。
【講師】中野民夫(なかの たみお)氏
【日程&会場】 2日間連続開催
前期 6月6日(土)10:00~17:00 京都府中小企業会館(京都市右京区)
6月7日(日)10:00~17:00 京都府中小企業会館(京都市右京区)
後期 11月7日(土)10:00~17:00 Impact Hub Kyoto(京都市上京区)
11月8日(日)10:00~17:00 職員会館かもがわ(京都市中京区)
※前期、後期の同一講師の内容は同様の内容を開催予定です。
【講座のポイント】
・プロのファシリテーターでも見落としがちな、場づくりを押さえるべきポイントを総点検!
自分のファシリテーションが行う場を見直し、さらに磨きたい、という人におすすめです。
・自分が体験した場を実際に振り返る事により、場に対する感度を上げる機会にします。
・日本におけるワークショップ企画プロデューサーの第一人者として、常にワークショップを 探求し続ける中野民夫さんの場を体験し、その姿勢と熱意を受け取れます。
【前回の講座参加者の声】
【1】(企業向け研修講師、キャリアコンサルタント 50代女性)
静かな中にも参加者の熱い思いが感じられるとても印象深い2日間でした。五感を使った「食べる瞑想」やストレッチで場の空気が変わったり、自分の研修にはないことがたくさんありました。すべてを吸収して自分の研修の中に取り入れたいです。また小さなヒントがたくさんあり、たとえば自己紹介でも一度にせず、分割してやってみるとか、えんたくんを使ったワールドカフェ等など。緊張と開放の心地よいバランスが取れた民夫さんのワークショップ、また受講してみたいです。
【2】(公務員 30代男性)
・頭を使うワークショップばかり体験してきたけど、民夫さんのワークショップは、体を動かしたり歌ったり寝転んだりもありつつで、とても面白かったです。やっぱり頭だけで考えた計画や活動って、エネルギーがないと思うので、そういう意味でも、すごく人間が真ん中にあるワークショップを学べました。
・「場を壊そうとする人は、創造をもたらす神様」というところがとても印象的でした。私たちはふだんの
場づくりや友人との会話のなかで、「関係を崩さないように」「場が壊れないように」と気づかって避けて
きた気がします。けれど、「場が壊れる」ことは、新たな創造が起きるという気づきが大きく影響うけました。
・その他 ワークショップで教えてもらった、無言で食事と向き合うワーク「食べる瞑想」は、約1ヶ月たった今、我が家の習慣に定着しています。ワークショップだけでなく、日常の生活に活かせる学びが沢山ありました。
【参加費】
〇各講〇
¥38,000 (一般) ¥33,000(NPO法人有給・有償職員) ¥23,000(学生)
◯第1講~第3講◯
¥105,000(一般) ¥90,000(NPO法人職員) ¥60,000(学生)
<ご注意> 料金は税込です。欠席される場合は、料金は返金できかねますので予めご了承ください。
<お申し込み・その他>
専用申込フォームはこちらhttp://my.formman.com/form/pc/hadQjNfuW38IK7I7/
◎お申し込みは、専用申込フォームからお申し込み下さい。
◎お支払いは事前振込にてお願いいたします。
◎お振り込みいただいた時点で、お申し込み完了となります。
◎お問い合わせはメールcollege-contact@homes-vi.comまでお願いします。
※「場づくりカレッジ入門編第0期」に参加された方には「継続割」の適用があります。
〈キャンセルポリシー〉
【講師紹介】
中野 民夫(なかの たみお)氏
•同志社大学大学院総合政策学部教授 / ワークショップ企画プロデューサー
1957年東京生まれ。東京大学文学部宗教学科を卒業。学生時代のインドなどへの一人旅から、一転して広告代理店の博報堂に就職。大阪での営業職等を経て、1989年に休職しカリフォルニア統合学研究所(CIIS)
で組織開発・変革や、平和や環境に関するワークショップについて学ぶ。復職後、社内では人材開発を経てコーポレート・コミュニケーション分野で社会テーマ系業務やビジョン構築・組織活性化などのワークショップを担当。2005年の愛・地球博では、NPO/NGOが参加する地球市民村を事業受託側としてプロデュースした。個人としては、環境・平和などの市民活動、社会教育や学校教育などの分野で人と人、人と自然、人と自分自身をつなぎ直すワークショップを企画、実施。2012年博報堂を退職し、現職につく。主著に『ワークショップ』『ファシリテーション革命』、共著多数。