初日より、一週間後に開催された、「ワークショップの企画の基本」2日目。
今日のテーマは「意図びらき」ということで、前回のワークショップをふりかえりながら、
場づくりについての学びを深めて行きました。質疑応答振り返ります。
一週間を置いて、振り返ったから、こそ生み出される、自分に定着する学び。それから講師の中野民夫さんの場づくりに対する情熱や繊細な追求心から生み出された、様々なコツ。そして、自分で企画を作り始めシェアする事で、参加者の頭は、実践の場へ!深い学びからアクションへつながる一日でした。
参加者のみなさまがこれから、どんな場を開いていくのか楽しみです。
【開催概要】
日時:2014年10 月5日 10:00~17:00
場所:職員会間かもがわ
参加人数:14名
【プログラム】
10:15 開始、導入、オリエン
10:40 ふりかえりから学び合う -9月28日のワークショップを分析、意図びらき
12:40 昼食
13:40 講義:ファシリテーションの基礎スキル
14:30 企画とプログラムデザイン
15:00 各自の現場に向けて、企画作り実習
16:00 発表と共有
16:30 企画とプログラムデザインツールの使い方質疑応答
16:45 全体のふりかえりとまとめ
〈開始、導入、オリエン〉
・まずは導入。前回の最後に書いた場づくり三か条の、自分で書いた項目を取り上げて、それから今の気持ちを共有しました。
三か条をいうことで、一週間前の自分の考えが戻ってきて、講座モードに素早く戻れるようすでした。
・また、迷って遅れてきた人もいて、「息が深く吸えない」という発言があると、じゃあ、「ちょっと深くはいてみましょう!」の一言で皆で息を吐く呼吸。自分でも呼吸が整って、落ち着いてスタートに入る事が出来ました。
・オリエンテーションでは、スライドの前に座って説明。①共通体験→②各自復習→③ともに振り帰りから学ぶ、→④復習と実践のサイクルの中で、今日は③。
問いう意図が改めて説明されました。
〈ふりかえりから学び合う -9月28日のワークショップをふりかえり、意図びらき〉
オリエンテーション部分、導入から他己紹介まで、ワールドカフェと三か条の3つのパートに分け、ふりかえり。
学びを共有するとともに、振り返った中から、いろいろな質問が中野さんに寄せられました。
「常に、一番その場になれていない人が、スムーズに入れるような情報提供をする」
「名札も、単に『呼ばれたい名前』だけにすると、社会人の中には逆に戸惑う人がいる。最近は、最初は『フルネーム』を書いてもらって、関係が出来た日に呼ばれたい名前にするとか、『本名に加えて、呼ばれたい名前があれば』」等、中野民夫さんの繊細な場づくりテクニックを知り、良い場づくりをするための追求心の大切さを感じました。
12:40 昼食
鴨川をのぞむベランダでお弁当
カフェコーナーはジンジャーエールが大人気!
13:40 講義:ファシリテーションの基礎スキル
ファシリテーションの要素を凝縮した説明。場づくりは、空間づくり+関係性づくり+時間。
とくに、空間に人がいかに影響されるのかということ、実際にテーブルを移動させながらその差を確認するのがとても新鮮でした。
皆で机を移動して実験。
全体の質疑応答に向いている「お花形」
プレゼンテーションに向いている 「放射線状アイランド」
普通の会議の長机でも、真ん中を広げるだけで話しやすい「菱形」
14:30 企画とプログラムデザイン
では自分でイベントや会議の場など、企画するには??
企画とプログラムデザインに役立つ「3つの宝」ワークシートを授かりました。↓はマンダラワークの説明。
15:00 各自の現場に向けて、企画作り実習
1時間の時間を持って、「3つの宝」を手に、それぞれが現場で起こしたい企画を、デザイン。
学生の知識共有の場から、茶道ワークショップまで、テーマは様々。
16:00 発表と共有
まずは二人で、それぞれの企画矢プログラムを共有しさらにブラッシュアップ
それから、4人で、3つの宝を使いこなせるように使い方を相談。
16:45 全体のふりかえりとまとめ
最後に、全体で1分間チェックインでこの場を終わりました。
講義を単に受けるだけではなく、体験から、自分の心に根付いた、学びがあり。
この場で企画する時間がある事で、実践して学ぶ機会を応援し。
それぞれが、この講座を終えて、自分の場づくりを変えて行くエールのような時間でした。