場作りカレッジ第三講、初日のレポートです!
【開催概要】
日時:2015年7月18日 10:00〜17:00 → 11:30〜17:45(台風の影響)
会場:職員会館かもがわ(京都市)
参加者数:14人
【プログラム】
1 主催者趣旨説明
2 ワークショップのオリエン
3 自己紹介・チェックイン
4 グループワーク(課題を共有)
〜 お昼休憩 〜
5 ケーススタディ
6 グループワーク(ケースを考察)
7 講義(コミュニティファシリテーションについて)
8 振り返り・チェックアウト
ーーーーーーーーーーーーーー以下、各プログラムの詳細ですーーーーーーーーーーーーーー
台風11号の影響で開催も危ぶまれる中、1時間半遅れてスタート。一同、輪になり着席しました。
足元の乱れる中揃った面々には、どこか共通の体験を有している感も...。
1 主催者趣旨説明
ホームズビー丹羽より開催の挨拶。
「2日間を確保しているのは、数時間のセミナーとは得るものが変わると考えているから」
様々な選択肢がある中で個々に2日間集まる意味を、改めて考えさせられます。
ちなみに台風の影響で開始が遅れた分の時間は、
全員の合意の上、2日間に半分ずつ振り分けて取り戻す事になりました。
開始後間も無く、短い時間で物事を決定出来るのもまた、良いものでした。
2 ワークショップのオリエン
寛水氏は10日ほど前に一つの帰結点に到達したと仰るだけあり、
大変熱の込もった、お話を伺えました。(寛水氏:写真右端)
3 自己紹介・チェックイン
円形に座り、各自の参加動機・現在の課題を共有しました。
それぞれ属する組織や対人関係の中で、何かしらの思いがあり参加されている様でした。
4 グループワーク(課題を共有)
「今課題としている事」をどんな現場があるか交えて4〜5名のグループで話し合いました。
各グループの話をシェア、コメントし合った所で午前中は終了。
午後からは寛水氏がピックアップした3名の課題で、ケーススタディを行う旨が説明されます。
<ピックアップされたケース>
⑴ 支店間のネットワークを築こうとしている。
自発的な構築を促すが、上手く進む・進まない地域がある。どうすれば良いか。
⑵ 経営企画室にて、組織変革プログラムを行っている。
うまく主体的に取り組んで貰えない人が居る。どうすれば良いか。
⑶ ファシリテーターとしてどう在るべきか、自分の中に二つの声がある。
「少し引いて見るのか、どこまでも入り込むのか」どうすれば良いか。
〜 お昼休憩 〜
5 ケーススタディ
3人分のケースを扱って寛水氏がワークを行います。
実際に現場で起きるやり取りを演じるワーク(写真左)、
心の中の二つの声を、2人の役割に見立てて演じるワーク(写真右)を行いました。
繰り返したり、役割を入れ替えたりして感じる事を探ります。
周囲もその様子から気がついた点をシェアし、そこから議論が始まりました。
6 グループワーク(ケースを考察)
「自分の言い方に、そう返したくなる気持ちがわかる」「本当はこう言いたかった」ワーク参加者の気づき、
「こういう意図にも感じられる」「発言とは裏腹に身体はこう動いている」ワーク観察者の気づき、
様々な声がありました。
7 講義(コミュニティファシリテーションについて)
遂に!結実したばかりという帰結点を伺います。内容が纏められません...
グラフィックファシリテーションを担当されたユリさん曰く「去年と全然違う!」
日々、進化しているのですね。
手の平で押し合い、どちらか一方の足が立ち位置から動いたら負けのゲームで例え話。
「互いに押して合っていても、その意図は分からない。」
(押して動かす意図なのか、押し返して来た時に引いて動かす意図なのか)
8 振り返り・チェックアウト
「時間も押しているので、言いたい人だけ感想や気づきを言おう」という中、結局全員が発言をしました。
気づきやインプットが多く、翌日が待ち遠しい帰路となった様です。
その後、有志は懇親会へ。
会場から歩いて行けるタイ料理屋さんで和気あいあい。
二日目へ続きます。
※冒頭の写真は、二日目のグループプロセスのもの。