「概論編」とは?
この講座で学べること
私たちが大切にしているのは、ティール組織に関する誤解を解き、組織の進化のプロセスに関する理解を深めることです。
日本で書籍『ティール組織』が2018年に発売されてから、急速なティール組織ブームを嬉しく思う一方で、残念ながら大きな誤解や表層的な解釈も広がっているようにも感じています。
こんな人に
プログラム概要
日時:各回3時間/フォームのスケジュールを参照ください
場所:オンライン(ZOOM)
内容:
①ティール組織の世界観
②組織の発達の歴史
③ティール組織の3つの突破口と各種事例のダイジェスト
④感想共有と質疑応答 ⑤今後学びを深める、実践をしていくために ⑥home’s viからアナウンス
講師:場とつながりラボhome's vi ティール組織ラボ(※嘉村は参加いたしません、ご容赦ください)
プログラム監修:場とつながりラボhome's vi 嘉村賢州
※ティール組織を読んだことがなくても参加可能です。
※質疑応答や対話の時間があります。
動画カメラ/マイクを装備したPCよりご参加ください。(スマホでも可能ですが、画面共有等ありますのでPCを推奨しています)
安定したインターネット環境、できるだけ雑踏や周囲の会話の少ない静かな環境よりご参加ください。
参加費について
参加費に関して、私たちは一つのチャレンジをしています。
ティール組織の著者フレデリック・ラルー氏は著書や100本を超えるビデオシリーズ、そして世界の経営者向けのコンサルティングも、払いたい金額を払うギフトエコノミー方式を取っており、私たちは深く感銘を受けました。
home's viでも、社会への思い・人のやさしさが循環していくような流れをここから生み出すチャレンジをしていきたい。
そこでこの「概論編」では、実際に得られた学びの深さや体感をベースに、参加者のみなさん自ら価値(参加費)を決めていただく、あと決め・あと払い・あとギフト方式をとらせていただきたいと思います。
そして、みなさまからの参加費の1割はフレデリック・ラルー氏の活動に寄付します。
とはいえ「自分で値段をつけるのは難しい…」という方には、この「概論編」は超少人数制で実施することを前提に参加費の目安を1万円とお伝えしております。
しかしこの金額にこだわっているわけではありません。
この金額がハードルになって受講できない方が出てくるのは悲しいですし、このコロナ禍を経て活路を見出そうとされている方々に貢献したいという気持ちがあります。また、PAY IT FORWARD(恩送り・次の人のためのお金をギフトとして支払う)というような、講座そのものがやさしさの循環の中で広がっていくような流れを生み出してみたい、という願いもあります。
たくさんの経済循環があればあるほど、社会に還元できる活動が広がります。
私たちの日々の暮らしも支えられ、より思いを込めて一つ一つの仕事に取り組むことができます。
たくさんの想いの循環があればあるほど、人のつながりが広がります。
私たちの未来の社会を支える力と、そこへの希望が湧いてきます。
”未来のあたりまえ” な「お金」の在り方を
この講座を通して共に感じ考えていければと思っています。
※下記Q&Aにも価格に関することを記述しています。
※公開から1年半が経ち、目安価格を2万円から1万円に変更いたしました。(2022.3.1)
お申し込みフォーム
運営団体について(問い合わせ)
2020年の感染症の拡大を受け、代表の嘉村が旗振り役となり、完全オンラインのリモートプロジェクトとして「ティール組織ラボ」が発足。世の中にティール組織の概念が広がっている一方で、その理解には誤解も含まれることも多く、日本でティール組織についてきちんと学べる機会を提供することを目的に「概論編」を開催。月に1度程度の開催で、これまでに250名以上の受講者がいる。また、ティール組織の旅路をサポートする約4ヶ月間の「深化編」も開催。これまでにモニター開催も含めて3期実施。今後もティール組織に関する研究・講座・発信・法人サポートに力を入れていく。
質問・問い合わせ・各種依頼は問い合わせフォームよりお問い合わせください。(担当:山本・木戸・丸毛・浅井)
※メッセージの中に「ティール組織オンライン講座について」など内容に関する記述を加えたうえメッセージをお書きください。
嘉村 賢州(かむら・けんしゅう)
場づくりの専門集団 NPO法人 場とつながりラボhome’s vi 代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授、『ティール組織』(英治出版)解説者。
人が集うときに生まれる対立・
2015年に1年間仕事を休み、世界を旅する中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、今に至る。翻訳本に「自主経営組織のはじめ方―現場で決めるチームをつくる」(英治出版)「すべては1人から始まる―ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力 」(英治出版)、共著に「ティール組織へのいざない」(中外出版社)等がある。
メディア掲載(一部抜粋)
・『ティール組織』とは何か─組織の問題は「個人ではなく構造」から発生し「型ではなく文脈」で考える Biz/Zine(ビズジン)
・嘉村賢州氏が語る ティール組織の誤解と企業への導入に必要な考え方 人事ONLINE
・ティール組織って何? 誤解されがちなポイントは?第一人者 嘉村賢州さんに聞いてみた サイボウズ式 (@cybozushiki)
・ニューノーマル時代に加速する「人と組織」のパラダイムシフト | Club Unisys (@NihonUnisysEvt)
嘉村が関わったティール組織関連書籍
Q & A
〇参加費の後払いに関して、一切目安がないと少し不安になります。本当にいくらでもよいのでしょうか?
はい、構いません。
私たちはお金の多寡で参加者の良しあしを測りませんし、少ないから私たちのセミナーが評価されないのだとも思いません。500円でも、10万円でも、終わったときに感じた金額をお支払いいただければと思います。同時に近年日本においてもギフトエコノミー的なチャレンジは増えてきているのですが、二つの傾向を感じています。
一つは「ギフトエコノミー=安い」という認識です。
私たちも働く個々人が家族を支えて暮らしている人たちです。その人たちの生活を守っていかなければなりません、また、お金はエネルギーでもあり、やはり多くあることでもっと社会に良いものを提供できると日々感じています、そういう意味でも大きなエネルギーをもらいたいと願っています。
二つ目は、具体的な提示がないとストレスになることです。
もしかしたら日本特有かもしれないですが「いくら払うのが適切(正解)なんだろう」と考えてしまう傾向が強いようです。私たちは参加者のみなさんを悩ませることを目指しているのではありません。
私たちはお金のあるなしに関わらず、私たちの知恵を活用している人たちにサービスを届けたい。同時にお金のエネルギーを回すことで、私たちが幸せに暮らしたいし、より多くのものを届ける団体に成長したいという願いを持っているだけです。提供価値への対価という認識ではなく、セミナーを通じて表現した私たちのメッセージや未来像に参加費という形で応援してほしいという気持ちなのです。
なので罪悪感や比較論ではなく、無理のない形で、でも大胆に金額を決めてほしいのです。
そして、私たちへの応援はお金だけが形ではないと思っています。スタッフに一人ひとりに感想の声をいただいたり、この講座の存在、ホームズビーの存在を皆さんの周りに広げていただく。そういった違う形も私たちを強く支えるものになると思っているのです。
〇会社からの経費で参加したいのですが領収書の発行はしてもらえますか?また事前に金額を提示してもらえたりできますか?(事前承認がいるので困っています。)
領収書の発行は可能です。受講後のアンケートでその意図をお伝えください。
また事前決済用の価格ですが、概論編は1万円、各論編はそれぞれ3万円を目安の金額としてお伝えしています。今のビジネス社会の基準に照らして考えた時、私たちのセミナーはこのくらいを想定して準備を進めています。
〇セミナーで使うスライドや参加者向けの資料はありますか?
一部の資料を除き、当日のスライド資料はPDFとして共有予定です。
メモを取ることにエネルギーを奪われることなく、セミナーに集中して参加していただければ幸いです。(PDFは後払い完了後にお渡しすることになりますのでご了承ください。)
〇耳で聴くだけの参加でもよいですか?あとで録画を見ることはできますか?
双方向のやりとりや対話を大切に進めたいので、できる限りカメラもマイクもオンの状態でご参加ください。
通信環境によっては画面をオフにする必要がある方もいるかと思いますが、音声のコミュニケーションはできるようご準備ください。録画の配信は予定しておりません。
〇会社から2名で参加したいのですが、一社からの参加の人数制限はありますか?また、ペア割みたいなものはありますか?
少人数制のセミナーのため一つの会社から二名以下の参加を推奨しています。もし会社として共通言語として学びたいという場合、別の回に分散していただくか、別途講師派遣の依頼をしていただければ対応させていただきます。(別途有料)
〇セミナープログラムの受講後は、個別での相談やサポートを受けることはできますか?
今回のオンラインセミナーは入り口であり、今後継続的に学ぶ仕組みや経営者向けのフォロープログラム、各種ワークショップなどの提供も企画しています。個別支援に関しては当法人の人数に限りがあるため、状況によってはお引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
〇組織コンサルタントをやっています。同業者でも参加可能ですか?
是非、参加してください。
ティール組織の考え方でも競合という考え方はなく、同じ世界を実現する仲間として同業種を歓迎する組織が多くあります。共に学び合い、良い社会を作っていきましょう。