場づくりカレッジ第5講

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カレッジ第5講概要

場づりカレッジ2016

担当者から見た講座のポイント

場を作る上では、相手の人が言いたかったことをちゃんと理解することが非常に大事です。人というものは、自分の思考パターンで判断する人が多く、相手の話をちゃんと聞いていません。この講座では、人と話すことを大事にしているコミュニケーションの専門家である橋本さんから、「話し手が本当に聞いてもらったと思える聴き方とは、どういうものなのか?」「どうやって人の話や本音を評価判断なく聞いて、理解したらいいのか?」を学びます。エンカウンターグループ(円坐)で人の話を聴き続けた橋本さんに導いて頂き、相手の気持ちを共に味わい、ペアでダンスを踊るように、自分が相手の心についていくワークを通して、聴き方の体感的な理解を目指します。そのために本講座では、身体を使ったワークや、カウンセリング体験、円坐などを通して自分の聴き方や橋本さんの聴き方を知り、自分なりの聴き方を見つけて行きます。また、橋本さんが実践されている話の繊細な聞き方のコツも教えて頂きます。例えば人の話の語尾の1つ1つには色んな感情が宿っています。そんな1つ1つの言葉を繊細なレベルで聞いていくことで、コミュニケーションが劇的に良くなっていきます。この講座を通して、「コミュニケーションってこういう事だったんだ!」という驚きがあると思いますよ。

当日予定しているプログラム

1.影舞

影舞は、ペアになった相手の指先と自分の指先を触れ合わせ、触れているその間に蝶をはさんでいるように、触れた一点に集中するコミュニケーションのトレーニングです。その蝶の羽が破れないように、放してしまわないように相手の指先にそっと触れながら、相手の存在と動きを全身で感じていきます。

2.ミニカン(未二観)

ミニカン(ミニカウンセリング)は、橋本久仁彦さんが開拓している円坐守人やさまざまなグループのファシリテーションの前提となる「そのまま聞く」聴き方や「あり方」に特化したトレーニングです。ペアになった相手のお話を聴き、15分間の傾聴継承作品(逐語記録)一つに2~3時間をかけて、作品鑑賞と「そのまま聞く稽古」を行います。

3.円座

円になって参加者全員が座って、ただ話をする究極的にシンプルな場。そこで人の話を聞きあえているか。その人が自分自身として意思を持ってその場にあるか。聞き方・あり方を最も問われる場でもあります。ともにその時間を過ごしたことで、始まる時には思ってもみなかった深い願いや感じ入るもの、場の力を味わえるかもしれません。言葉を辿ることによる、集団の場の力をリアルに味わう最大の装置と言えます。

 

 

推薦者の声1

 

「言葉になんてならない。」
橋本久仁彦さんから学んだことを一言で言うならこのセリフに尽きる。
橋本さんと出会ったことで、ぼくの見るもの、聞くもの、感じるもの、全てが出会う前とは変わってしまった。
最初は、会議や場づくりのために「聞くこと」を学んでみよう、という程度の気持ちで橋本さんに会いに行ったと思う。けれど、誰かの話を聞くことは、人の言葉を受け取ることは、そんなナマやさしいものじゃなかった。文字通り、命がけでなければ聞けない一言がある、落としてしまう響きがある。橋本さんはそういうことをよく知っている人だと思う。
見た目はどこにでもいるおっちゃんで、ときどき奥さんや子どもの服を勝手に着て変な格好をしたりしているけど、数少ない、ぼくが心から「かっこいい」と思える大人だ。

 

小林健司さん 

2016年11月に、琵琶湖の北西側にセルフビルドの家を建てて、基礎から「場づくり」した自宅でこれから人の集まる場を開こうとしています。ブログやっています。http://hitotookane.blogspot.jp/

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推薦者の声2

 

Q.1:橋本さんから何を学びたくて、講座に参加しましたか?
A:自分が開催している場ではない場所における橋本さんの態度に触れてみたくて。

Q.2:講座を受講してどんな学びを得ましたか? また、仕事や日々の自分の変化や、その学びがどう役立っていますか?
A:社会的文脈が違うと感じられる人に対しても自分の在り方を譲らないことの大事さ。(どう役立っているかについて)舞台で演奏する時の心持ちに影響している気がします。

Q.3:橋本さんの魅力って?
A:自分が心地よい状態をベースに社会と取っ組み合う生き様。優しい人柄と、場に対しての真剣さが共存しているところ。

 

赤阪正敏さん
「つきぬけてくる」ものに触れ続けるために仕事を作っています。インディペンデント本『STAGE』の発行、音楽活動、似せようと意図しない似顔絵「カオカキ」、物販業を営みながら、自給農をして暮らしています。
『STAGE』のブログ:http://donutslab-blog.blogspot.jp/

 

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橋本久仁彦(はしもと くにひこ)さん
fence works 後見人、高野山大学スピリチュアルケアコース講師。1958年大阪市生まれ。大学卒業後は高校教師となり、アメリカの心理学者カール・ロジャーズが提唱したパーソン・センタード・アプローチに基づく「教えない授業」を10年間実践する。その後アメリカやインドを遊学し、人間同士の情緒的なつながりや一体感とともに発展する有機的な組織作りと、エネルギーの枯渇しない自発的で創造的なコミュニティの建設に関心を持ち続けている。平成2年より龍谷大学学生相談室カウンセラー。様々な集団を対象とした非構成的エンカウンターグループを行う。平成13年12月に龍谷大学を退職、プレイバックシアタープロデュースを立ち上げ、プレイバックシアター、エンカウンターグループ(円坐)、サイコドラマ、ファミリー・コンステレーション、コンテンポラリーダンスなど、フィールド(舞台)に生じる磁場を用いた欧米のアプローチの研究と実践を積み重ねるも、10年間の活動を終え、その看板を下ろす。現在は「きくみるはなす縁坐舞台」を実践する口承即興~縁坐影舞空間 “坐・フェンス”の座長として、その様式建築に注力し、きくみるはなす縁坐村塾も開講中。 

開催場所

参加費

一般 38,000円(税込)
NPO(専従の方) 33,000円(税込)
学生(23歳以下) 28,000円(税込)
※割引について
場づくりサミット(7/31開催)に参加した方は、場づくりカレッジ参加費が各3000円引き。全講座参加予定の方には まとめて割引が適応されます。一般枠:160,000円 、NPO枠:150,000円、学生枠:120,000円となります。

NPO、学生の方は、通常料金よりも割引してご案内しておりますので、イベントページの周知など、広報面でご協力頂ければ幸いです。

キャンセルポリシー

実施日14日前までのご連絡 ⇒ 無料
実施日13日~7日前までのご連絡 ⇒ 料金の50%お支払い頂きます。
実施日6日前~当日までのご連絡 ⇒ 料金の100%お支払い頂きます。
※講座の日時・内容等は予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

質問などございましたら、お気軽に下記アドレスまでお問い合わせ下さい。
college-contact@homes-vi.com